――従来からの強みである戦略策定にとらわれない、新たな支援領域に力を入れています。
マッキンゼーの役割は、単に戦略を策定して提言するだけの存在から、顧客の持続的な成果の創出に深くコミットするインパクトパートナーへと大きく変化している。
実は、この変化は20年ほど前から始まっている。根底には、「顧客のパフォーマンスを大きくし、かつ持続可能な形で向上させる」という創業当初から受け継がれるミッションがある。優れた戦略を描くだけでは、真の持続可能な成果にはつながらない。この気づきが、より長期的なクライアントとの関わりをもたらしている。
マッキンゼーの日本オフィスには約700人のコンサルタントがいるが、半数以上のプロジェクトが数年単位の長期的なものだ。一時的な戦略提言ではなく、成果創出まで伴走するパートナーとしての役割が定着している。
エンド・ツー・エンドの支援が不可欠
――なぜ顧客は実行までの伴走を求めているのでしょうか。




















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