記憶力?読解力? レベル違いの学力を誇る【東大理3】合格者100人以上に聞いた「自分の中で一番高いと思う能力は?」の意外な答え

イメージ(写真:metamorworks / PIXTA)
みなさんは『東大理III 天才たちのメッセージ』というシリーズをご存じでしょうか。1986年から毎年、東京大学理科3類(主に医学部進学者が所属する学科類)の合格者約30名にインタビューやアンケートを行い、その内容をまとめてきたロングセラーです。
すでに40年近い歴史を誇り、“日本一の難関”を突破した受験生たちの知恵が凝縮された貴重な資料として、多くの受験生や教育関係者に読まれてきました。今回はその中から見えてきた、「東大理3生の優れているところ」について深掘りしていきたいと思います。
日本で一番頭のいい人たちが「優れている」能力とは
東大理3合格者は言うまでもなく日本で一番頭のいい人たちです。今回は、過去のデータをもとに、東大理3合格者100人以上のデータから見る「他の人に比べて優れている能力」について共有します。
今回みなさんにご紹介するのは、この質問項目です。
Q.あなたは、どんな能力が高いですか?自分の中で一番高いと思う能力を選んでください。
向上心/読解力/数学的センス/理解力/記憶力/粘り強さ/集中力
向上心/読解力/数学的センス/理解力/記憶力/粘り強さ/集中力
つまり、向上心/読解力/数学的センス/理解力/記憶力/粘り強さ/集中力の7つの能力のうち、どれが一番自分で優れていると思うか、という質問でした。「読解力・理解力・記憶力・数学的センス」は自己の能力・「スキル」に関するものであり、先天的な要素が強いものです。それに対して、「向上心・粘り強さ・集中力」は自己の精神性・「スタンス」に関するものであり、後天的な要素があるものです。
みなさんはどれが一番多かったと思いますか? 今回は、ランキング形式で紹介していこうと思います。
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