「やりたいこと」が見つからないのはなぜ?4つのタイプでわかるキャリア迷子から脱出するヒント

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「当てはまるものがたくさんある」と感じた方は、内向型である可能性が高いです。

16Personalitiesで自分を知る

「16Personalities」をご存じでしょうか。

心理学のMBTI理論とビッグファイブ理論を融合した独自のアプローチで、性格を16種類のタイプに分類するオンライン性格診断テストです。4つの基本軸(外向・内向、現実・直感、思考・感情、計画・柔軟性)に加えて、ビッグファイブ理論(性格特性の5因子モデル)の観点からも分析することができます。

ちなみに私の診断結果は「INFJ−A(提唱者)」でした。「周りからは非常に外向的な人だと思われるが、内向的で友だちが少ない」と書かれていて、「まさに!」な結果でした。無料で診断できるサイトがありますので、まだの方はぜひやってみてください。

ただし、16Personalitiesの診断結果はあくまで1つの視点にすぎません。過信しすぎず、自分を知るヒントの1つとして活用してください。

「INFJ−A(提唱者)」の診断結果の通り、私は内向型ですが、明るく活発で外向的だと思われることが多いです。確かにそれも本当の私です。人が好きですし、人と接することで元気をもらうこともたくさんあります。

ただ、人と接することで消耗するエネルギー量のほうが圧倒的に多いとも感じています。週末になると体調を崩すのはそのせいだと、最近気がつきました。

「内向型は人と会うと疲れやすく、人と会う回数を減らそうとしたり、人から誘われるまで自分から誘わないようにする」という一文を、井上ゆかりさんの『世界一やさしい内向型の教科書』で見つけたとき、私の中でこれまでのことがいろいろとつながりました。

人が嫌いなわけではありません。内向型と外向型ではエネルギーの調達方法が違うだけです。自分を知るだけではなく、双方の特徴を知ることで、今よりもうまくいくことがあるのではないかと認識できたのです。

例えば内向型の人は、周囲から評価されることをあまり心地よく感じません。目立ちたくないし、「過大評価されている」と不安になりやすいからです。

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