
マレーシアのインターナショナルスクールの教室。(写真:筆者撮影)
近年、子どもの教育環境を重視した「海外への教育移住」に関心が寄せられている。なかでも、注目を集めている国のひとつがマレーシアであろう。
EF English Proficiency Index(EF EPI)2024年版によると、マレーシアの英語力は世界116カ国中26位(日本は92位)、アジアではシンガポール、フィリピンに次いで3位にランクしている。
また、マレーシアの民族構成はマレー系約70%(先住民12%を含む)、中華系約23%、インド系約7%となっており、英語力だけでなく、多民族国家ならではの多様な文化や価値観に触れることで、「わが子に国際的な感覚を身につけてほしい」と願う親にとって、マレーシアは「魅力的な教育移住先」のひとつと言えるのかもしれない。
この記事では、マレーシア移住3年目を迎えるみずもと氏が、子どもたちをマレーシアのインターナショナルスクールに通わせた経験から、「日本の教育事情と違って驚いたこと」について述べる。
クラスの半数近くが転校
「ママ、あの子とあの子も転校するんだよ」
マレーシアのインターナショナルスクールに入学して1年目の最終登校日のこと。子どもたちの報告に驚きました。
当時小学3年生だった上の子のクラス二十数人中5人以上、年長だった下の子のクラスではクラスの半数近くもの同級生が転校するというのです。
「それだけの人数がいっきに転校するなんて、この学校に何か問題があるのだろうか?」
不安に感じた私の目に飛び込んできたのは、保護者グループチャットでのこんなやりとりでした。
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