一方で、中等教育(中学校・高校)に進むと、ほとんどの公立学校ではマレー語が主な教授言語となります。
そのため、ご家庭の方針で、子どもが英語や母語で学べるよう私立学校やインターナショナルスクールへの進学を選ぶケースがあります。
多民族国家ならではの特殊な事情の中で、各家庭が主体的に進路を決めていく必要がある。だからこそ、「Depends on you」という言葉がしっくりくるし、「自分たちがどうしたいか」を考える習慣が根付き、転校という選択肢を肯定的に受け止められるようになるのかもしれません。
もちろん、すべてのマレーシア人がそういう考えをもっているというわけではありません。
ですが、私が出会ったマレーシア人の友人たちを見ていると、多様な文化・価値観が共存するマレーシアという国だからこそ、「これが唯一の正解」というものがないのだと感じることが多々あります。
「人と比べても仕方ない」という姿勢も、ここにルーツがあるのではないでしょうか。

マレーシア国内には海外大学の分校も(写真:筆者撮影)
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