日本で学生時代を過ごした私にとって、「転校」というのは「珍しいこと」でした。
それこそ「親の仕事の都合で」「家族で引っ越すことになったので」というように、「やむを得ない事情」で行われることが多かった印象があります。
時代もあったのでしょうが、一度同じ学校に入ったら、特別な事情がない限り卒業まで在籍しているのが「普通」でした。
「子どもが主役」の転校は「当然の選択」
ところが、マレーシアに来てみたら、「子どもの適性や興味」に合わせて気軽に転校する家庭が多いことに驚きました。まさに「子どもが主役」の転校です。
あるマレーシア人家族の話です。
娘さんが中華系の公立小学校に入学したところ、1クラス50人に対して先生が1人、かつ宿題量も多く、時に厳しい指導も辞さない学校の方針に馴染めなかったそうです。
このままでは、彼女が持って生まれた独創性や創造性が損なわれてしまう、と親御さんが危惧し、親子で話し合い、彼女はホームスクールに転校しました。
昼食は生徒が自ら作る、学習スピードに合わせて個別に対応してもらえる、そんな少人数制のホームスクールでの日々で彼女は再び自信を取り戻していったそうです。
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