（写真：ロイター／アフロ）
4万3876円――。8月19日に史上最高値を更新した日経平均株価。さらなる株高期待がある中、本特集の『会社四季報』先取り情報でお宝銘柄を探そう。
『会社四季報』は取材に基づく独自予想が特徴だ。年4回刊のうち最新の秋号（9月18日発売予定）は、上場企業の過半を占める3月期決算企業が第1四半期（4～6月）決算を発表した直後に制作される。第1コーナーから四季報が「快走」とみる銘柄なら、今後の株価上昇にも期待が持てそうだ。
まずは上方修正ランキング。3カ月前に発売した四季報前号（夏号）と比べ、今期純利益の予想がどれだけ引き上げられたか。「額」と「率」の2つを掲載した。
半導体市場はまだまだ伸びそう
上方修正額で1位となったのはアドバンテスト。純利益予想は前号より425億円増えた。AI（人工知能）関連の高性能半導体向けテスター需要が急拡大。部材調達力や供給能力を高めてタイムリーな製品納入を進めている。
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