有料会員限定

ストラテジストが徹底分析、2025年後半の日本株②。シティグループ証券・阪上亮太氏「過熱感なし」

✎ 1〜 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8 ✎ 9
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
東証アローズの電光掲示板
(写真:TABAKO / PIXTA)

特集「最高値相場で勝ち抜く株」の他の記事を読む

4万3876円――。8月19日に史上最高値を更新した日経平均株価。さらなる株高期待がある中、本特集の『会社四季報』先取り情報でお宝銘柄を探そう。

トランプ関税交渉の成立以降、日経平均株価は力強く上昇している。背景には2つの要素がある。

1つは世界的な金融緩和で、流動性が潤沢な状況が続いていること。3月最終週から外国人投資家が日本株の現物を17週連続で買い越すなど、日本株に資金が流入している。もう1つは日本企業、とくに内需業種で堅調さが確認されていることだ。

日経平均は11月以降上昇

株価は短期的には確かに過熱感もある。TOPIX(東証株価指数)の1年先予想ベースのPERは15倍台後半まで来た。従来この15倍台後半がピークになることが多い。TOPIXのドルベースとS&P500(米アップルなどのマグニフィセント・セブンを除いたベース)を比較して、日本株は出遅れてきたが、それも米国株並みに追いついてきた。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD