「ここに入る数字は?」の答えでわかる思考の仕方 パターン認識はバイアスや思い込みと"紙一重"

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戦略コンサルのトップ5%だけに見えている世界
クイズに答えることでわかる「パターン認識」の落とし穴(写真:mayucolor/PIXTA)
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一流の戦略コンサルタントは、ほかの人が思いもよらなかった視点から真の課題を浮かび上がらせたり、誰も気づかなかった盲点を一瞬で指摘したりします。どうして、そんなことができるのでしょうか。
ボストンコンサルティンググループ(BCG)出身の戦略コンサルタントが、30年以上にわたって積み上げてきた知恵や経験を体系的にまとめた書籍『戦略コンサルのトップ5%だけに見えている世界』から、一部抜粋・編集して紹介します(全3回の2回目)。

認識したパターンをあえて壊す

さて、1回目では、パターン認識を実践することこそが、優れた思考を行ううえで、論点思考や仮説思考などの特定の思考法に先立って備えるべき基本的な思考態度であると説明しました。

「考える=パターン認識」については、まだまだたくさんの学ぶに値することがありますが、それだけで1冊の本になるので、ここではあと1つ、大事なことを確認しておきましょう。

そのためにも、問3の解答を考えてみましょう(※外部配信先では図を閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。

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