「頭の中がぐちゃぐちゃ」の対処法―東大合格者が薦める"頭の中が整理"できるようになる本5冊―

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漫画『ドラゴン桜』
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があると考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当も務めた西岡氏が、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。
連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』は、3万部超のベストセラーとなっています。連載第217回は、「思考の型」を身につける方法をお話しします。
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頭がいい人=答えへの“筋道”を知っている人

なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること
『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』(東洋経済新報社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

頭がいいというのはどういうことなのか、と聞かれたら、みなさんはなんと答えるでしょうか。

「いろんな知識を持っている人」「論理的に考えられる人」「判断が早い人」……いろいろなイメージがあると思います。

僕自身は、シンプルに言えば「思考の型を持っている人」だと考えています。

どんな問題に直面しても、「こう考えれば答えに近づけるはずだ」という“筋道”を知っている人。言い換えれば、「問いの立て方」と「考えを整理する手順」を自分の中に持っている人こそ、頭がいい人だと思うのです。

逆に、思考の型がないと、どう考えればいいのかの入り口がわからず、直感に頼ったり、その場しのぎの解決策を選びがちです。目の前の悩みに振り回され、同じところをぐるぐる考え続けてしまう。これは決して「センスがないから」ではなく、「型」を教わる機会がなかっただけ、ということも多いのではないでしょうか。

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