いかがでしょう。
パターン認識としては簡単過ぎたでしょうか。ちなみに答えは「1」ではありません。
実はこの問題は「法則」を考えるという思考を捨てなければ、問題作成者が意図する答えにはたどり着きません。思考の切り口を変え、数字を並びではなく、かたまりだと考える必要があります。
「3」と「1」の間に小数点を打つと気づくのではないでしょうか。
有名なクイズなので、答えを知っていた方も多いかもしれませんが、答えは「9」です。知らない人のほとんどは、「1」ではないと言われても気づけません。それほど思い込みは覆しがたいわけです。
パターン認識はバイアスと紙一重
今の思考プロセスを図式化しておきましょう。
パターン認識は、思い込みやバイアスと紙一重です。
バイアスを逆手にとって活かす高等手段もあるのですが、それは別の機会に考察するとして、ひとまずはパターン認識したら常にバイアスの可能性を疑い警戒する慎重さと、認識したパターンをあえて捨てて壊し、新たな切り口で考える大胆さが必要です。
それが思考態度として身につくと、かなりの上級者です。



















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