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農業生産を学ぶ際に重要なのは、「なぜそうなるのか」というロジックを意識すること。ここが金持ち農家と貧乏農家の境目。ロジックとは「論理の道筋」であり「理屈」です。

農業生産で迷ったときには

たとえば、ある病気が発生したとしましょう。貧乏農家は、その病気に対する農薬の使い方など対症療法のみを聞いて対応しようとします。しかし、金持ち農家は、対症療法を実行しながら、なぜその病気が発生したのかを考えます。

病気の発生する環境、つまり温度帯や湿度について考えます。発生源はどこなのか? 病原菌の種類は菌、カビ、ウイルスのどれか? その病気が発生しやすい農場と発生していない農場の差はどこにあるのか? そして、来年以降はどう対応すればよいのか? 農薬はどんな種類があって、どのような効果があるのか? といったことを考察します。農薬の作用はただ病気を治療するというだけではありません。予防薬なのか、病気が発生した後に散布するものなのか? 農薬ひとつとっても効果が違います。

『金持ち農家、貧乏農家』(かんき出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

もし、農業生産で迷ったらどうすればいいのか。まずは気軽に相談できる相手として、JA指導員や農業普及指導員がいます。とくに農業初心者の方には大変頼りになりますので、活用してください。ただし、その地域での一般的な農作物の知識は十分にありますが、その地域で栽培されていない農作物の知識は不足しているかもしれません。

農家仲間の繋がりも助けになります。新規就農してうまくいっている農家の話を聞くなど、栽培でわからないところがあると、近くの先輩農家に相談に行くという方が多いです。同じ品目を作っている先輩農家で、相談できる人を数人持っておくといいでしょう。相談していくうちに、徐々に自分の農業生産の形ができていきます。

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