「ポケモン」のレアカードに、給料の本質を学ぶ

「答えのない世界」で稼ぐ力<後編>

講演する藤原和博氏
8/6(木)、書籍『プロフェッショナル シンキング』の刊行を記念した特別公開フォーラム、「稼ぐ人の武器=プロフェッショナル シンキング」が、ビジネス・ブレークスルー大学(BBT大学)にて行われた。本連載では、その様子を2回に分けてリポートする。第2回目は、特別ゲストである藤原和博氏の講演をご紹介する。
答えのない時代における「稼ぐ力」とは何か、その本質に迫る。
第1回:多様性のない組織が「ジリ貧」になるワケ

 

ひるむことなく答えを模索する「思考力」と行動する「勇気」を鍛える1冊! 監修の大前研一氏が「特効薬を求めるならば、お手軽な惹句にだまされることを半ば覚悟しながら、別の書籍を選ばれることをお勧めする」とまで語る、骨太の内容。書籍特設ページはこちら

20世紀は高度成長期でしたが、1998年以降、日本は成熟社会に突入したと言えます。いわば、答えのない時代が始まったのです。

高度成長期においては、「どこかに正解はある」わけで、そのどこかにある答えをいち早く見つけること、つまり「情報処理力」が優秀と言われる人間には求められていて、それがそのまま稼ぐ力となっていました。だから日本の教育は、戦後70年一貫して、情報処理力を鍛えることに偏重した、正解主義がはびこってきたのです。

しかし、そもそも正解のない成熟社会では、情報をいくら処理したところで、答えなど見つからないので、情報処理力では稼ぐことはできません。答えのない世界では、情報処理力に変わって「情報編集力」が、稼ぐ力のキーワードになってくると思います。

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