結局、「図々しい人が勝つ」時代の理不尽さ 「謙虚なだけの人=一生損する」残念すぎる真実

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ミーティングで発言するビジネスマン
「謙虚は美徳」は死語なのか(写真:ふじよ/PIXTA)
一部上場企業の社長や企業幹部、政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチなどのプライベートコーチング」に携わり、これまでに1000人の話し方を変えてきた岡本純子氏。
たった2時間のコーチングで、「棒読み・棒立ち」のエグゼクティブを、会場を「総立ち」にさせるほどの堂々とした話し手に変える「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれている。
その岡本氏の著作『世界最高の話し方』シリーズは累計20万部のベストセラーとなっているが、その「真骨頂」ともいえる「人前での話し方のスキル」をまとめた新刊『なぜか好かれる「人前での話し方」』がついに発売された。
コミュニケーション戦略研究家でもある岡本氏が「人前での話し方」を切り口に、「謙虚は美徳」は死語なのかについて解説する。

人は「恥知らず」と「恥ずかしがり屋」の2種類?

『なぜか好かれる「人前での話し方」』書影
『なぜか好かれる「人前での話し方」』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

話す人には2種類いる。「嘘つき」か、「緊張する人」かだ。

19世紀の文豪、マーク・トウェインはこう言っています。

言い換えれば、恥をかくのをいとわない「恥知らず」か、恥の意識にとらわれた「恥ずかしがり屋」か。

あるいは、羞恥心なく、堂々と言いたいことを主張する「鉄メンタル」か、人目が気になり、なかなか声を上げられない「豆腐メンタル」か。

みなさんはどちらでしょうか?

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