また、「成功の方程式」も変わってきています。
かつてなら、名声や評判を高めようとすれば、地道に実績を重ね、それをメディアに取材してもらい、知名度を上げていくという方法が一般的でした。
しかし、いまは個人が「ソーシャルメディア」という拡声器を持っています。
「正しい話」より「楽しいわかりやすい話」に流される
人は「正しい話」より「楽しい話」「わかりやすい話」に流れやすい。
真実よりもエモいウソ、単純明快の勧善懲悪ストーリーなどを、良心の呵責なくたれ流して、アクセスを稼げば、あっという間にカネと名声を手に入れられたりすることもあります。
実際に、「ソーシャルメディアでひと月1000万円稼げます」などと喧伝し、そのノウハウを高値で売りつける、いわゆる「情報商材ビジネス」も大ブーム。
こんな怪しい「インフルエンサー」に心奪われる人が大勢いるという現実の裏には、社会不安が高まり、生き方に戸惑う人が増えているという背景もあります。
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