深夜残業は「努力の場所」がずれている?成果の8割を導く2割の核心を「ピラミッド図」で考えて実行する最短仕事術

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ピラミッド図を描く女性
最小の努力で最大の成果を生み出すポイントを見極めるために、「ピラミッド図」を活用してみましょう(写真:anankkml/PIXTA)
「一生懸命取り組んでいるのに、なぜか仕事が空回りしてしまう」。そんな悩みの正体は、能力不足ではなく「物事の捉え方」にあるかもしれません。膨大な情報を整理できない、人間関係がギスギスする、やる気が続かない……。こうした複雑な問題に直面したとき、デキる人は感情や根性に頼らず、事象を「図」で捉えて本質を抽象化する力を発揮しています。
本記事では、新刊『13歳からの図で考える問題解決』で紹介されている思考メソッドをベースに、ビジネス現場の難題を鮮やかに解決するヒントをお届けします。図という強力な武器を手に、正解のない時代を自力で切り拓くための「確かな問題解決力」を身につけていきましょう。
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「毎日深夜まで残業しているのに、評価が上がらない」「常にタスクに追われて、本質的な仕事に手が回らない」。多くのビジネスパーソンが抱えるこの悩み、実は「努力の量」が足りないのではなく、努力を注ぐ「場所」を間違えていることが原因かもしれません。

いわゆる「シゴデキ(仕事ができる)」と呼ばれる人々は、優先順位を整理し、最小の努力で最大の成果を生み出すポイントを見極めています。その核となるのが、「80/20(パレート)の法則」と、「経験曲線・複利効果」です。

2割の「重要事項」が成果の8割を支配

世の中の事象には、不思議な偏りが存在します。「売上の8割は上位20%の顧客が生み出している」「仕事の成果の8割は、全作業時間の2割で決まる」といった法則です。これを「80/20(エイティー・トゥエンティ)の法則」と呼びます。

ビジネスにおいて、投入する「インプット(時間や労力)」と、得られる「アウトプット(成果)」の関係は、きれいな直線(1:1)ではありません。

• 80点の成果までは20の努力で到達できるが、残りの20点を埋めて100点にするには80の努力が必要になる。

シゴデキさんは、この「効率の極致」である最初の2割に全神経を集中させます。一方で、成果が出ない人はすべてのタスクを「均等」に扱おうとします。

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