結局、「図々しい人が勝つ」時代の理不尽さ 「謙虚なだけの人=一生損する」残念すぎる真実

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話し方の「家庭教師」である私は、全国での研修や講演を通じて、日々、日本人のみなさんの話し方の悩みと向き合っています。

「日本人の6割がシャイ、恥ずかしがり屋である」という説がありますが、お会いする人たちにお話を伺うと、圧倒的に、後者の数が、前者の数より多い印象です。

特に女性は人の目を気にして遠慮する傾向が強い一方で、政治家、経営者などは、批判を恐れぬ「鉄メンタル」保持者が少なくありません。

いま話題の兵庫県知事も、そのサポートをしたというPR会社の社長さんも、彼の応援団として声を上げた方々も、「最強の鋼メンタル」をお持ちのようにお見受けします。

「自信過剰×自己承認欲求モンスター」いませんか?

また、私は仕事柄、多くの社長さんや役員の方にお会いしますが、「俺ってすごいだろう」という「自信過剰×自己承認欲求モンスター」がたくさんいらっしゃいます。

日本人は長らく「謙譲の精神」を貴んできました。「言わぬが花」「謙虚は美徳」「能ある鷹は爪を隠す」等々、その心を伝えることわざもたくさんあります。

しかし、もはや「謙虚は美徳」は死語ではないか。そう思えるふるまいをする人が激増中です。

ソーシャルメディアをのぞいてみれば、「恥知らず」たちがひしめき合っています

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