「ギスギス夫婦」が離婚する前に知っておきたい事 「価値観の不一致」を受け入れられなくてもいい
では、どうしたらいいのでしょうか。
私は、「価値観が異なるときの5つの態度」を選んでもらうことを推奨しています。
価値観が異なるときの5つの態度
私自身が、コーチングのなかで学んだことなのですが、価値観が異なると感じる人に出会ったときに、どういう態度を取るべきか、それには5つの態度があるといいます。まず最初の3は以下です。
レベル2「疑う」
レベル3「受け入れる」
価値観が合わないときに、否定する、疑うというのは、ありがちな態度だと思います。
「なんでうちの妻はああなのかな」と疑ったり、「あいつの考え方はおかしい」と否定したりする。
ありがちですね。
「受け入れる」というのもよくわかる態度でしょう。
奥さんの考え方を甘んじて受け入れ、妥協する。奥さんがイヤがるならその行動をやめる。奥さんが喜ぶからそうする。そうやって、相手の価値観を受け入れる。とても尊い姿勢だと思います。
レベル3でもすでに相当に徳の高い態度でしょう。
では、レベル4、5は何だと思いますか?
ちょっと考えてみてください。
価値観が違うわけですから、「受け入れる」という態度は最上位にも思えますが、それよりも上の態度があります。