「今回の万博は船が便利でっせ」→実際に乗ってみたら…驚愕だった! 《大阪・関西万博》安くない金額で船ルートに乗って感じた本音

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万博
万博会場・夢洲から堺市に向かう船。ミャクミャクがラッピングされている(筆者撮影)
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大阪・関西万博の会場(夢洲)に港が併設され、各地から船でアクセスできることをご存じだろうか?

混みあう地下鉄や渋滞に巻き込まれるバスに乗ることなく、水上をスイスイと移動して会場に到着できる。鉄道だと1時間近くかかるルートを、乗り換えなし・半分の時間で直通してくれる航路もあり、使い勝手はそれなりによい。

しかし、せっかく整備した「万博の船輸送」は、航路・運航本数ともに、当初の想定よりかなり少ないようだ。かつ、万博に間に合わせて完成した設備がことごとく稼働していないなど、当初の輸送計画の甘さ、行政の“お役所ぶり”が目立つ。

前編の本稿では、まず「万博航路」に乗って、心地よい川風を浴びながら、万博船の凄さを体感していこう。

「船で万博に行ける港」多数!実際には…

万博公式ホームページ内の「旅客船の運行情報」によると、会場がある夢洲へ直通する船の出航地点として「大阪湾広域」が神戸市・淡路島の4カ所、「大阪市内」からは「中之島GATE」「十三緊急用船着場」「天保山」など6カ所が案内されている。

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