「今回の万博は船が便利でっせ」→実際に乗ってみたら…驚愕だった! 《大阪・関西万博》安くない金額で船ルートに乗って感じた本音
しかし、よく見ると定期運航扱いは「淡路交流の翼港」「ユニバーサルシティポート・中之島GATE」「堺旧港」発着の3航路のみ。大半は「不定期(貸切)」扱いだが、問い合わせ先として記載されている各社ホームページをチェックしても、万博輸送に関連した情報は、軒並み出てこない。

各社の旅客船の運航状況。4月20日時点(万博公式ホームぺージより)
どうやら、一般人が気軽に乗船できるのは、現状では「定期」と明記されている3航路だけのようだ。

堺市と夢洲を結ぶ「万博シャトル」。堺旧港にて(筆者撮影)

堺行き万博シャトルから眺める光景 背後に南港エリアのビル群が見える(筆者撮影)
数少ない定期航路に潜入!
さて、数少ない定期航路に乗船してみよう。まず、堺旧港~夢洲間(運航事業者「ユニバーサルクルーズ」)は、万博アクセスルートの「穴場航路」として使えそうだ。
南海本線・堺駅~万博会場間は、鉄道移動だと南海・JR・OsakaMetroなど複数回の乗り継ぎで、どの経路も1時間近くはかかる。
船なら難波も天王寺も通らず、海上を一直線に突っ切り、おおむね30分内で夢洲浮桟橋・会場に直通してくれる(桟橋~会場間の約1kmはシャトルバス乗車)。
しかも、「堺旧港」桟橋は堺駅から徒歩6分・400mという好立地にあり、鉄道からの乗り継ぎはきわめて便利だ。
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