「Snow Man、橋本環奈も来た!」「1学期に10作品以上も撮影」 ドラマ『ちはやふる』のロケ地《西武学園文理中学・高等学校》に撮影が殺到するワケ

✎ 1〜 ✎ 18 ✎ 19 ✎ 20 ✎ 21
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
西武文理
埼玉県の進学校「西武学園文理中学・高等学校」が、今撮影で引っ張りだこになっています(筆者撮影)

7月期のドラマ『ちはやふる -めぐり-』(日本テレビ系列)。當真あみさん演じる女子高生「藍沢めぐる」が、競技かるたにのめり込み、クイーンを目指しながら、周囲の人たちとともに成長していく青春ドラマです。

原作は末次由紀さんによる漫画で、2007年~2022年まで連載され、累計発行部数が2900万部超の大ヒットとなりました。2016年には広瀬すずさん主演で実写映画化され、『ちはやふる -上の句-』『ちはやふる -下の句-』の2部作が大きな話題に。さらに、2018年に完結編として『ちはやふる -結び-』を公開しています。

漫画と映画版のヒロインは、「綾瀬千早(あやせ・ちはや)」。躍動感のあるタッチで、スポーツとしての「競技かるた」が生き生きと描かれつつ、青春時代を一緒に過ごす仲間との友情や恋愛模様も魅力的で、多くのファンを引きつけています。

【写真を見る】いまや「一大ロケ地」となった《西武学園文理中学・高等学校》の確かに“すごすぎる校内”(29枚)

ロケ地は「実在の進学校」

特筆すべきは、この作品がきっかけで競技かるたを始める人が激増し、一躍「競技かるた」ブームを巻き起こすなど、社会的影響が大きかったこと。競技かるた人口は、2009年、原作がマンガ大賞を受賞した頃から増加の一途をたどり、2020年頃には100万人を超えたともいわれています。

原作の舞台は、「千早」が小学校時代を過ごした東京都府中市を中心に、競技会や全国大会で対戦する高校など、全国にわたっていることも魅力ある特徴でしょう。

次ページ「梅園高校」のメインロケ地となったのは…
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事