「Snow Man、橋本環奈も来た!」「1学期に10作品以上も撮影」 ドラマ『ちはやふる』のロケ地《西武学園文理中学・高等学校》に撮影が殺到するワケ

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さて、「ちはやふる」には、原作や映画も含めて全国に聖地がありますが、中でもその原点といえるのが、「千早」と幼馴染の「太一」が暮らし、競技かるたと出会った町、東京都府中市です。

特に、JR・京王線の分倍河原駅から近い「片町文化センター」は、2人が所属するかるた会「府中白波会」がある場所のモデルとなっています。

片町文化センター
主人公たちが通った「府中白波会」がある場所の舞台「片町文化センター」(筆者撮影)

そこから旧甲州街道を東に歩いて10分ほどにあるのが、「下河原緑道」。昔、「国鉄下河原線」が走っていた廃線跡が遊歩道になっている場所です。作中にたびたび登場する気持ちのいい遊歩道で、ここには『ちはやふる』とコラボしたマンホールもあります。

また、京王線府中駅近くの観光案内所では、オリジナルグッズも入手できます。

下河原緑道
かつて鉄道が走っていた廃線跡が遊歩道となった「下河原緑道」(筆者撮影)
マンホール
マンホールには、「ちはやふる」に登場するキャラクター「大江奏」の絵が描かれています(筆者撮影)

滋賀にある「競技かるたの殿堂」

原作や映画のロケ地は、ほかにもあります。

映画で新田真剣佑さんが演じた「新(あらた)」の出身地である福井県あわら市。福井県は、もともと競技かるたが盛んな地でした。映画公開を機に、トークイベントなども行われ、ファンが聖地巡りで多く訪れています。

2019年には、本作にも登場する桜並木(山室の桜並木)の坂道が、「あらた坂」と命名されました。

あらた坂
桜の名所でもある「あらた坂」(写真:流しの/PIXTA)

また昨年、北陸新幹線が開業し東京と直結された、名湯・芦原温泉の玄関口であるJR芦原温泉駅も、原作等で登場する「聖地」です。

「新」がアルバイトしていた駅前にある「勝義書店」の場所には、現在は「フルーツスイーツ店・みやび」が営業しています。フルーツサンドが有名な同店も聖地巡礼スポットとしてファンを集めています。

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