さて、最新作の『ちはやふる-めぐり-』で、ヒロイン「めぐる」が通う「梅園高校」のメインロケ地となっているのは、埼玉県狭山市にある「西武学園文理中学・高等学校」です。

こちらの学校は、近年ドラマやバラエティ番組などの撮影の受け入れに積極的で、本作以外にも、『御上先生』(2025年、TBS)や、『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(2024年、日本テレビ)に登場。
さらにバラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい』(2025年、TBS)では、名物コーナー「未成年の主張」企画の撮影が実施されました。今年は1学期だけで10以上の作品の撮影が行われたとのことです。

現役の学校でのロケは、制作会社にとって、学校行事や授業の進行などに影響が出てくることから、本来受け入れの交渉が難しいところ。
同校については、積極的な受け入れ体制があることに加え、敷地が広く魅力的な撮影場所がたくさんあることや、駐車場が広いことなど、好条件が重なり、撮影が実現しました。
きっかけは「橋本環奈さんを呼びたい!」
「ちはやふる」では、競技かるた部の部室のシーンで、中学校の教室の外観などが実際に撮影に使われました(部室の内部は、本校の教室にそっくりなセットをスタジオに作って撮影された、とのこと)。
また、特徴的なカーブのある校内の廊下も、たびたび登場しています。さらに、文化祭でにぎわうシーンでは中庭が、そのほか重要なシーンでも校門や講堂などが撮影で使用されています。



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