「今回の万博は船が便利でっせ」→実際に乗ってみたら…驚愕だった! 《大阪・関西万博》安くない金額で船ルートに乗って感じた本音

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なぜ、大阪・関西万博は「船で万博」という選択肢を準備したのか?

大阪市営渡船
こちらは大阪市営渡船。決してハイテクではないものの、無料で利用できる(筆者撮影)

「水都・大阪」とも呼ばれる大阪市は、河川・運河の総延長が146kmにも及ぶ。

市営渡船利用者は8航路で年間160万にも及ぶ大阪市で、鉄道・バスに次ぐ万博会場へのアクセス手段として船が整備されたのは、ある意味当然の流れとも言えるだろう。

ただ、この「万博の船運」には、さまざまな問題が発生している。万博誘致の決定後に喧伝されていた航路は開設されず、税金を投入した着岸設備は使われず、何よりも船会社があまり乗り気でなく……おもに万博の運営側・行政に起因する、万博の船運が「絵に描いた餅」となりつつある。

続く後編「万博「船ルート」が“超絶残念”に始まった本質要因」では、なぜ「絵に描いた餅」になりつつあるかを検証していこう。

宮武 和多哉 ライター

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みやたけ わたや / Wataya Miyatake

バス・鉄道・クルマ・駅そば・高速道路・都市計画・MaaSなど、「動いて乗れるモノ、ヒトが動く場所」を多岐にわたって追うライター。政令指定都市20市・中核市62市の“朝渋滞・ラッシュアワー”体験など、現地に足を運んで体験してから書く。3世代・8人家族で、高齢化とともに生じる交通問題・介護にリアルに対処中。著書「全国“オンリーワン”路線バスの旅(既刊2巻・イカロス出版)など

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