ただし、「ここだけの話なんだけど」「誰にも言ってないんだけど」という言葉を使い、特別感を出してくる人には要注意です。
こうした言葉を使う人は、他者との距離感を読めない傾向があります。主従関係を作りたがり、依存性を求めやすいので、無理して答える必要はありません。
子どもの頃からの親友、学生時代の友人など、どんなに親しい間柄でも話したくないことはあります。親しい間柄ほど断りづらいかもしれませんが、そんなときはまず「ごめんなさい」と断る勇気を持ちましょう。それでも無理に話を聞いてこようとする場合は、
「これ以上は話したくなくて」
などと、話を濁すだけでいいのです。
話せなくても、「相手に悪いかな」「不快にさせたかな」と気を遣う必要はありません。
大事なのは、相手の期待に応えるよりも、自分の気持ちに目を向けることです。
子どもが親の話に耳を傾けてくれない場合
また、親の立場で、子どもとの関係性がうまく築くことができず、ネガティブ感情を抱えてしまう人も少なくありません。
例えば、「進学や就職など、悩みの多い時期に親としてサポートしたい気持ちはあるのに、話に耳を傾けてくれない子どもにイライラして声を荒らげてしまう」というシーンは、どんな家庭にも起こりうることです。
真面目な親御さんほど、こうした状況に対して「自分の子どもへの関わり方が悪いのではないか」とネガティブに考えてしまうのもよくわかります。
親として子どもをサポートしたい気持ちは尊いことですが、「子どもは親の代わりに夢を実現する代用品ではない」という視点も忘れてはいけません。
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