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「親を嫌いではないけど苦しい人」に伝えたい策 子どもが親の話に耳を傾けてくれない場合は?

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  • 大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事
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(イラスト:『ネガティブな自分のゆるし方』より)

親子関係に悩んでいる人の中には、こうした親との心の距離感に後ろめたい感情を抱えている方が多くいます。

関わりを切ろうとしてもなかなか切れないのは、「今まで育ててもらったのに親不孝ではないか」という気持ちからではないでしょうか。

もちろん育ててもらった親への感謝は大切です。でも、人生を生きているのは親ではなく「自分自身」です。子どもを育てるのが親の義務であって、親に対して過剰に恩を返す必要はないのです。

今こそ、「親不孝」という気持ちは捨て、罪悪感を手放すときです。

親の思う通りに生き、親の理想ばかり実現していては、自分の存在がなくなり、ますますネガティブ感情が膨らんでいきます。

つらいと思うなら、親から逃げても問題はないのです。

心の支配から逃れ、親の気持ちではなく自分の気持ちを第一優先に過ごしていけば、きっと負のループから抜け出せる日がやってきます。

家庭の問題に土足で入り込む人たち

親以外にも、踏み込まれたくない個人の問題に深入りしてくる人がいます。特に、相手を傷つけたくない、うまく付き合いたい人ほど、こうした困った人をどう対処すればいいか迷ってしまうものです。

ここでネガティブな感情になるのは、「詮索されているのでは」という警戒心や、「どこまで踏み込まれるのだろう」という恐怖心が生まれるからです。

親しい間柄であっても、人に言えないデリケートな問題を抱えている場合があります。自分がその問題を重く捉えているほど、相手がその話題に踏み込んできた際に不快感や困惑が強くなってしまうのです。

でも実は、ほとんどの人は単なる世間話の延長で、質問に深い意味はないことのほうが多いのも事実です。

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