やれば差がつく!昭和の「アナログなコミュ術」 今や誰も教えてくれないアナログな極意
時代の流れとともに、上司が部下へ教えることが少なくなったアナログコミュニケーション。ですが、AIに取って代わられない技術であるアナログコミュニケーションを、デジタル世代が身につければ鬼に金棒です。
そこで、令和世代はいまいち知らないアナログコミュニケーションの極意について、大手広告代理店に営業職として30年勤務し、「誰でも使える気配り術」を伝授する後田良輔氏に聞きました。
※本稿は後田良輔著『今こそ使える昭和の仕事術-ビジネスマン30年生の経験がたった3分で身につく』から一部抜粋・再構成したものです。
さらにデキるビジネスマンになれる仕事術
聞かれていることに「まず結論」で返す
経団連の労働時間等実態調査によれば、長時間労働の是正や有給休暇の取得促進などが功を奏し、年々、労働時間は減少傾向とのこと。一方、短くなった労働時間に反比例して、時間あたりの仕事内容の濃さが求められる時代になりました。
そんな濃縮の時代だからこそ、時間泥棒がビジネスにおいて最も嫌われるものの一つになっています。
「頼んだ企画書はできた?」と聞かれた時、「実は急にお客さんに呼ばれて」なんて答えている人は損する人です。なぜなら相手が聞きたいのは、あなたの事情ではなく結論だからです。
「まだできていません。急にお客さんに呼ばれまして。ただし本日の18時までにできます」と、結論→ 理由→ 事実という流れで話すのがイライラさせない人の工夫です。
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