家で「ねぎのパラパラ冷凍」がお勧めできない理由 冷凍王子が解説、ネギ&薬味の正しい冷凍法

✎ 1〜 ✎ 10 ✎ 11 ✎ 12 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
家庭で冷凍パラパラねぎを作るのはNG。その理由とは?(写真:筆者撮影)
インターネット上には、家庭でのねぎの「パラパラ冷凍」の方法や冷凍ねぎのレシピがあふれています。でも家庭でのパラパラ冷凍って、実はNGって知っていますか?
「冷凍食品専門家」「冷凍生活アドバイザー」として活動し、『いますぐ食べたい!冷凍食品の本』や『冷凍王子の冷凍大全』などの著書のある“冷凍王子”こと西川剛史さんが挙げる今回のテーマは、「ねぎ&薬味冷凍法」です。

「ねぎ」「冷凍」をキーワードにインターネット検索をすると、「パラパラにする方法」「塊にならない方法」などを解説した記事が多数出てきます。たしかに、パラパラの冷凍ねぎは使い勝手がいいですよね。

冷凍ねぎレシピも多く出ているので、まるで「パラパラ冷凍は正義!」かのように思われがちです。しかし、家庭でパラパラ冷凍することは、本当はおすすめできません。

家庭で冷凍ねぎを楽しむなら?

冷凍食品業界で、ねぎのパラパラ冷凍のようなバラ凍結する方法をIQF(Individual Quick freezing、個別急速凍結)と呼びます。逆に、塊のまま凍結する方法はBQF(Block Quick freezing、ブロック急速凍結)と呼びます。

ねぎや枝豆、コーンなどの多くの冷凍野菜や、ひき肉、チャーハンなど、さまざまな食材・食品でこのIQF技術が利用されており、使いたい分だけ使えて便利なので、冷凍食品の中でもとても人気です。

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事