家で「ねぎのパラパラ冷凍」がお勧めできない理由 冷凍王子が解説、ネギ&薬味の正しい冷凍法

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切ったねぎをタッパーやペットボトルに入れて冷凍する方法も紹介されていますが、これも切ったねぎが空気に触れやすいため、乾燥と酸化が進みます。さらに、容器内に空気があることで、冷凍したときに霜がつきやすく、風味が落ちてしまいます。

冷凍ネギ
家庭でのパラパラ凍結が「おいしくない」理由(図版:筆者作成)

家庭での「ねぎ冷凍」のコツ

では、家庭でねぎを冷凍する場合、どのようにすればいいのでしょうか。

青ねぎに関しての一番のおすすめは、細かくカットしてジッパー付きの保存袋に入れ、かなりしっかり空気を抜いて封をし、薄く平らな状態で冷凍することです。

パラパラにはなりませんが、空気に触れる部分を少なくすることで、乾燥や酸化を抑え、おいしさや香り、風味を閉じ込めたまま冷凍することができます。

冷凍ネギ
家庭での「保存袋によるブロック凍結」がおすすめの理由(図版:筆者作成)

使うときは平たく固まったねぎを、使う分だけパキッと折って、凍ったまま調理に使います。さらに青ねぎは鮮度が落ちやすいので、買ってきてすぐの新鮮な青ねぎを、カットしたらすぐに冷凍することも重要です。

冷凍ネギ
青ねぎのおすすめの冷凍法(写真:筆者撮影)
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