宝塚歌劇団への「26の疑問」意外と知らない超基本 驚きのルール、音楽学校の仕組みetc

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ベルサイユのばら像(画像:週刊女性PRIME編集部)

宝塚音楽学校編

Q7:音楽学校の学費は?

A「入学時に、入学金20万円、教育施設費25万円、雑費3万円を納付。授業料は月額5万円になります。自宅から通学できない生徒は、『すみれ寮』に入寮しますので、別途月額1万5000円がかかります。

そのほか、制服や式服用の緑の袴などを入学時に購入するので、これが約16万円ほどになりますね」

Q8:受験の資格は?

A「14歳から18歳で、受験時に中学卒業、もしくは高校卒業または高校在学中の人です。受験のチャンスは4年間あります」

スポットライトを浴びて大階段を下りる夢を叶えるため、音楽学校を目指す(写真は宝塚音楽学校HPより)
Q9:募集人数、倍率、受験科目は?

A「募集は年1回、約40人。試験科目は、1次が面接、2次が面接と歌唱、舞踊。最終が面接と健康診断になります。筆記試験はありません。

実は、2008年までは1次に声楽とバレエがありましたが、試験ハードルを2009年から下げて今の科目になりました。昨年の倍率は15.3倍。最高倍率は1994年度の82期生のときで、48.2倍でした」

Q10:受験するためには何が必要?

A「2009年以降は試験のハードルが下がったとはいえ、毎年1000人くらいが受験します。歌唱と舞踊のレッスンを、音楽学校受験スクールなどで受けている子は多いですね」

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