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夏から秋の変わり目で「体調が崩れる人」の特徴 自律神経と基礎代謝、体の中で何が起こっている?

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  • 小林 弘幸 順天堂大学医学部教授、日本スポーツ協会公認スポーツドクター
  • 小越 久美 気象予報士、健康気象アドバイザー
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季節が夏から秋、秋から冬へと向かうときにも、体の内側では同じようなことが起こっていますが、どちらかというと、春から夏へ、寒さから暑さへと体を馴染ませている時期のほうが不調を感じる人が多いようです。

これには、自律神経の特性が関連していると考えることもできます。自律神経とひと言で表現していますが、実は、交感神経と副交感神経で働きが違うだけではなく、体の中でも異なるルートで働いています。

寒さから暑さに慣れる方が負担が大きい理由

交感神経は、脊髄の末端にある胸髄(胸のあたり)や腰髄(腰のあたり)から出ていて、体が危険を察知したときなどには素早く反応します。

対する副交感神経は主に脳の中枢から出ていて、じわじわと時間をかけて反応します。

一瞬にして緊張することはあっても、一瞬でリラックスはできませんね。マッサージでもアロマの香りでも、あぁ心地よいなと感じてからゆっくりと緊張がほぐれていくことからも、それぞれの働きがわかると思います。

先ほどの話に戻すと、春から夏は副交感神経の働きが高まりますが、季節が体に馴染むのにもじんわりと時間がかかり、これが体調を崩しやすい原因になっているとも考えられます。

また、副交感神経はその出発点やルートなどのために、五感からの刺激や感情による影響を受けやすいのですが、季節の変わり目にはそれぞれの梅雨があり、不快な感情を抱きがちです。

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