夏から秋の変わり目で「体調が崩れる人」の特徴 自律神経と基礎代謝、体の中で何が起こっている?

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季節の特徴を知り、次の季節のために早め早めに準備していくことが、1年を通して元気でいるための秘訣です(写真:アン・デオール/PIXTA)
夏から秋へ――。季節が移り変わるタイミングで体調不良に陥ってしまう人がいます。その原因は、からだの体温調節を受け持つ「自律神経」にあります。自律神経の名医と気象予報士が天気を味方につける方法を探った『天気に負けないカラダ大全』から一部抜粋、再構成してお届けします。

季節によっても自律神経の働きは変化する

暑さ寒さと密接に関係している自律神経は、季節によってもその働き方が変化します。

春から夏までは、副交感神経が優位。気温が上昇する季節は、体内の発熱を抑える必要があるため、心臓の動きをゆっくりにさせる副交感神経が働きます。

秋から冬までは、交感神経が優位。寒い季節は、体内から熱が逃げないように血管を収縮させたり、心臓の動きを早めて熱を作り出すために交感神経が働きます。

季節と自律神経の働きだけを見ると、「夏は活動的になって気分も上がるのに、リラックスモードの副交感神経が優位なの?」と感じるかもしれません。

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