「耳ツン現象」があるなら要注意
<通勤高山病>
●高層階のオフィスは毎日気圧がアップダウン
<特徴>
●高層階のオフィスへ毎日通勤。
●約10階の高さで4ヘクトパスカル低下する。
●エレベーターに乗るたびに”耳ツン”をともなう気圧変化に耐えている。
●エレベーター待ちのイライラで自律神経が乱されがち。
<対処法>
●エレベーターを2~3階手前で降りて、階段を上る。
●時間に余裕を持って行動する。
●耳のマッサージをする。
現代で気圧の変化の激しいもののひとつが高層ビルです。
何階からが高層階なのか明確な定義はないようですが、エレベーターで高層階へ向かう途中で耳がツンとする「耳ツン現象」が起きていれば、それは気圧の変化にさらされているということがいえると思います。
20階や30階といった超高層階への移動では、計算上では一気に8~12ヘクトパスカルも気圧が低下すると考えられます。
自律神経が高いレベルで安定している日は、体への変化を感じずに過ごせてしまうこともあるでしょう。しかし、寝坊して慌てて支度をして駅までダッシュするなど、朝から自律神経のバランスが乱れるような行動を取った日、あるいは、天気が崩れて低気圧が近づいてきているような日は要注意です。