「老い」を制するとは「片づける」を習慣にすること 鞄の中が乱れると自律神経も乱れる
老いない習慣を身に付ける
自律神経は50歳を境に急降下します。そこから多くの方が定年を迎える60歳までの間、できれば55歳までには、ある程度準備をしておくことは大切です。準備とは具体的には、老いない習慣を身に付けることです。
私自身も55歳ごろ、どうにもモチベーションが上がらない時期がありました。それをどう解決したかといえば「片づけ」の一言につきます。職場も自宅も、毎日片づけていました。意識してやったことといえば、それがすべてです。
自律神経の視点からいえば、「たくさんある中から選択する」「どれにするか迷う」「見つからないものを探す」「イライラする」こういうときに、自律神経が乱れます。要は片づいていない状態です。汚い部屋にいると、それだけで自律神経は乱れてしまい、よいアイデアが浮かぶこともなければ、前向きな気分にもなれません。
逆に、必要なものが必要な数だけあれば、選択の必要はありませんし、そもそも必要なものしかなければ、どれにするか迷うこともありません。そして必要なものが必要な場所にあれば、探す必要もありません。こういう状態であれば、イライラすることもなくなります。きれいに片づいた部屋にいれば、それだけで前向きになり、パフォーマンスが上がります。
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