6万円から買えるGoogleスマホ「Pixel」の実力 AIが代わりに電話に出て「用件を文字に起こす」

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5月11日に大手3キャリアとグーグルから発売になったPixel 7a(写真中央、直販価格6万7200円)。廉価モデルながら上位モデルのPixel 7(右、同8万2500円)やPixel 7 Pro(左、同12万4300円)と機能は近く、出足も好調だった(筆者撮影)
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グーグルがOSの開発を主導し、それを採用した幅広いメーカーから端末が発売されているAndroidだが、当のグーグル自身もスマホを開発している。それが、Pixelシリーズだ。5月11日には、Pixelシリーズの最新モデル「Pixel 7a」が発売になった。Pixel aシリーズは、いわゆる廉価モデルに位置づけられており、日本での価格はグーグル直販で6万7200円。ハイエンドモデルと比べると、半額以下だ。

廉価モデルながら上位モデルの「Pixel 7」や「Pixel 7 Pro」と同じチップセットの「Tensor G2」を搭載しており、カメラの写りやAI(人工知能)を駆使した機能の数々をそのまま使うことができる。ハードウェアは一部、コストダウンが図れているが、ユーザー体験を上位モデルにそろえているのが人気の秘密だ。

グーグル自身が開発したスマホは、Pixelが初めてではない。かつては「Nexus」シリーズがあり、Androidの標準モデルとしてお手本のような存在になっていた。カスタマイズしていないOSに、最小限のアプリだけを入れ、開発者がアプリを作るためのベースになっていた。

一方で、Pixelシリーズは位置づけが少々異なり、グーグル自身もいちメーカーとして標準のAndroidに独自のカスタマイズを加えている。グーグル純正ながら、ほかのAndroidにはない独自機能が搭載されているというわけだ。ここでは、そんなPixelでしか利用できない、仕事に役立つ便利機能を解説していきたい。

迷惑電話対策に便利な「通話スクリーニング」

Pixelシリーズは、ハードウェアとソフトウェア、AIが三位一体となった機能を届けるため、グーグル自身が手がけるスマホだ。そのため、他のメーカーが開発したAndroidスマホにない、AIを駆使した機能が多数搭載されている。中でも、通話スクリーニングは、その力をフルに生かしたものの1つ。AIがユーザーの代わりに電話に出て、用件を聞き、文字に起こしてくれるのがこの機能の特徴。それを見て、電話に出るかどうかの判断をすることができる。

設定は特に不要だが、声を男性と女性から選択することが可能だ。Pixel 7シリーズの場合、「通話」アプリを開き、画面上部の検索窓の端にある「…」をタップしたあと、「設定」を選択。「通話スクリーニング」をタップしてから「音声」を選ぶと、声を2種類から選択できる。「音声1」が女性、「音声2」が男性の声だ。これは、好みで選ぶといいだろう。

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