テレビを見ながらでもいい…医師が教える「血管を若々しく保つ」3つのコツ
運動は血圧にも血糖値にも効果がある
運動習慣がない人にとっては、「運動」という言葉を聞いただけで拒否する人もいると思います。
しかし、運動が血管を健康に保つために効果があるのは事実です。だからこそ、善玉血液を守る生活習慣として、ぜひ取り入れてほしいのです。
運動に血圧を下げる効果があることは、多くの研究で明らかになっています。
理由のひとつとして考えられるのは、体をめぐっている血液量(循環血液量)が減るからです。運動によって、体から余分な水分とナトリウムが排出されると、循環血液量が減少し、血圧が下がります。
もうひとつは運動すると血流がよくなり、血管拡張物質といわれる一酸化窒素(NO)の分泌を促進するからです。NO効果で末梢血管が広がると血圧が下がります。
そして、運動によるリラックス効果も血圧を下げる要因になります。リラックスすることで交感神経の働きが抑制されると、血圧の上昇が抑えられるのです。

















