「筋トレで挫折する人」が無意識にやる「悪習慣」 「30秒スクワット」で今年こそ運動不足を解消

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
今年こそ筋トレを習慣にして、運動不足を解消する方法を紹介します(写真:Kostiantyn Postumitenko/PIXTA)
「今年は絶対に運動をする!」「毎日筋トレをする!」年始にそう誓ったはずなのに、結局続けられなかった……。心当たりがある人も多いのでは。「『絶対にやろう!休んだらいけない』と、強く誓い、口ぐせのように言っている人ほど、実は筋トレが続きにくいのです」と言うのは、フィットネストレーナーとしても活躍する整形外科専門医の吉原潔さん。今年こそ筋トレを習慣にして、運動不足を解消する方法はあるのか。吉原さんの著書『ドクターズスクワット 医者が考案した「30秒で運動不足を解消する方法」』より、一部引用・再編集してご紹介します。

「言い訳をする人」と「まじめな人」挫折しやすいのは?

さて、筋トレで挫折しやすいのは、どちらの人でしょうか?

①「今日は時間がないからできない」と言い訳をする人
②「絶対に休んではいけない」とまじめに実践する人

答えは、両方。

実は、どちらのタイプも筋トレが続きにくいのです。

どういうことなのか、私自身の体験もご紹介しながらお話ししましょう。

まず、①「今日は時間がないからできない」と言い訳をする人。まさしく、私自身がこのタイプでした。

今でこそ、フィットネストレーナーとしても活動している私ですが、実は長らく運動不足でした。学生時代は筋トレをしていたのですが、医師になってからは忙しさにかまけて運動はゼロ。

その結果、お腹がポッコリ出た、いわゆる「メタボ体形」になってしまったのです。当然、健康診断の数値は悪くなり、中性脂肪値は正常値の2〜3倍ありました……。

ある日、鏡に映る自分を見て、これはまずい! そう思い、スポーツクラブに入り、筋トレを再開することにしたのです。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事