「筋トレで挫折する人」が無意識にやる「悪習慣」 「30秒スクワット」で今年こそ運動不足を解消

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とくに40歳を超えたら無理は禁物。若いうちは体力的に多少無理をしてもケガをしづらいですが、40歳を超えるとそうはいきません。回復力も衰えるのでケガで運動できない期間が長くなると、結果的に運動をやめてしまうことにもなりかねません。

100回より30秒のスクワットが有効

これまでお話ししたことを踏まえると、挫折しない筋トレとはこのようなものになります。

●短時間でよい
●無理をする必要がない

まず時間ですが、「長い」と感じない時間を自分でいろいろ試してみました。忙しいときは「長い」「めんどうだ」と感じることが習慣化の障害になるからです。

その結果導き出したのが30秒です。

1日のうちで「30秒だけください」と言われて、忙しくて時間がないと答える方はいないと思います。

そして、無理をしなくてよい筋トレは何かということですが、それは「スクワット」。よりによって、もっともきつそうなスクワット!?と思われるかもしれません。でも、スクワットほど、筋肉を一度に効率よく鍛えられる運動は、ほかにないのです。

そこで編み出したのが、「30秒スクワット」です。

●1日1回30秒
●「しゃがむ」「立つ」2つのポーズをくり返すだけ

30秒スクワットの基本はこれだけです。このスクワットは、一般的なスクワットのように直立した状態から腰を落とすものではなく、しゃがんだところから立ち上がるという、「逆スクワット」です。

このようにした理由は、運動に慣れていない人でも逆スクワットなら自然と正しいフォームで行え、期待どおりの健康効果が得られるからです。

そのうえで留意したのは、筋肉に「適度な負荷」を与えられるという点です。筋トレ全般にいえることなのですが、負荷が強すぎると腰やひざを痛めるリスクが高まってしまいます。それより何より、キツすぎるとつらさが先に立って、続ける意欲が失せてしまいませんか?

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