「スキル群①」は転職しやすく、「スキル群②」「スキル群③」となるにつれて転職しづらいと言えます。
しかし、一度就職してしまったら、終身雇用以外のキャリアアップ方法はないのかというと、そんなことはありません。
「スキル群②」なら「近隣業種」へ、「スキル群③」なら「同業種の最先端領域」へと転職すればいいのです。
スキルを「武器」に、大きく飛躍しよう
記事の冒頭でも述べたように、転職するうえで「会社(環境)が変わると再現性がなく、成果をコミットできないようなスキル」は、基本あまり評価されません。
裏返すと、「成果を出せるスキル」は「武器」になり、それを持っている人ほど評価されるということです。
実際、アマテラスのサイトを利用して大企業から先端スタートアップのCxOや経営幹部へとキャリアアップした人たちのほとんどが、20代のファーストキャリアでベースとなるスキルを確立し、そのスキルを軸に成長産業のスタートアップやベンチャー企業に転職。
会社の成長とともに、自身も多くの成長機会に恵まれ、スキルを磨き、レアな経験を積み、市場価値を大きく上げていきました。
その結果、そのスタートアップで経営幹部になった人もいれば、ほかのスタートアップにCxOとして請われ、転職した人もいます。
スタートアップは実力第一主義で、ラクな仕事ではありません。
しかし、実績を上げれば、お金や役職は、あとからついてきます。
成功すれば「高い給与」が与えられ、才能があれば「高い役職」を与えられる。これがスタートアップの基本原則です。
これから「スタートアップに身を投じてみたい」と思う人が、ひとりでも多く生まれ、活躍していくことを、著者として強く願っています。
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