転職活動に必要な「スキル」は、3つに大別できます。スキルごとに、転職の難易度も変わってきます。転職しやすい順に解説します。
まず1つめは、「財務経理」「監査」「人事」「広報」「法務」「ソフトウェアエンジニア全般」「UI/UXデザイナー」「士業」「経営コンサルタント」など、専門性が高い「スキル群①」です。
→「業種をまたいでの転職」が可能
この「スキル群①」では、大企業でもスタートアップでも求められる基本スキルは変わらないので、経験業種に縛られない、幅広い業種への転職が可能です。業種にかかわらず、パフォーマンスを発揮できるからです。
そのため、たとえば一部上場企業の財務経理メンバーが、業種を超えて規模の小さなスタートアップに転職するということも可能です。
スキルは同じでも、「カルチャー」が大きく変わる
ただし、「スキルは変わらない」といっても、スタートアップでは「ワークスタイル」や「カルチャー」が大きく変化します。
大企業時代は上司が細かに指示してくれたのに、スタートアップに行くと、直属の上司や中間管理職という概念がなくなり、経営陣からいきなり仕事が丸投げされたり、締め切りのスピード感が10倍くらい早まったりします。
スタートアップ特有のスピード感や、業界特有の商習慣などに馴染む努力は必要となります。
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