ガラパゴス諸島を実際に訪れたら「ガラパゴス化」こそが日本の生きる道だと確信した話。取り残されたから世界の唯一無二になった

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野生のリクガメ
イサベラ島を歩いていると野生のリクガメに遭遇した(写真:筆者撮影)
経済ジャーナリストで、法政大学MBA兼任教員の浦上早苗さんが2024年より挑戦した50歳の“おひとり様”世界一周。その旅を通じて見えてきたもの、感じたことを、連載「シン・世界一周〜人生後半、日本を学びなおす旅」として綴っています。今回は、ガラパゴス諸島の訪問記です。

日本だけに最適化され、国際競争力を持たない技術や制度がしばしば「ガラパゴス化」と揶揄されるが、その言葉を使っている人のどれほどが、実際の姿を知っているのだろうか。

世界一周旅行を決めたとき、真っ先に目的地に入れたのが「ガラパゴス諸島」だった。

2024年当時、日本で名前だけが独り歩きしてしまったその地で1週間以上過ごして、遭遇した日本人は1人だけ、世界の観光地に必ずいる中国人の姿もなかった。その実際の姿は「ガラパゴス化」が持つネガティブな響きとは程遠い、「孤高」という名がふさわしい唯一無二の楽園だった。

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八重山諸島を連想

世界一周でガラパゴス諸島を訪問したと話すと、「どこの国なの?」とよく聞かれる。

ガラパゴス諸島は、南米のエクアドル本土から900キロ離れた太平洋上に位置する。「諸島」の名前が示す通り、名前がついた島だけで120以上あり、上陸できるのは16島。有人島は4つ、そのうち個人で渡航できるのが3つだ。

ガラパゴス諸島の地図
ホステルに貼ってあったガラパゴス諸島の主な島の位置関係の地図(写真:筆者撮影)

日本人が想像しやすいように、沖縄県の八重山諸島に例えてみたい。

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