円安でもまだまだ「安い」インドネシアを旅して 食事やフェリーの値段が数百円、安い航空券も

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ホテル
スンバワ島の西部にあるビーチリゾート「MYAMO BEACH LODGE」(写真:MYAMO BEACH LODGE提供)

円安が急速に進んだこともあり、メディアでは、海外での食費の高さなどを強調する記事をよく見かけるようになった。円安によって海外旅行がかつてより高くなったことは否定しない。だが、海外旅行全般が本当に割高になったのだろうか。

筆者は2024年のゴールデンウィーク、インドネシアのバリ島・ロンボク島・スンバワ島を訪れた。そのときの経験をふまえながら、海外の物価について、改めて考えてみたい。

【画像】インドネシアの3つの島を巡った旅の記録を写真で振り返る(13枚)

GWでもインドネシアまで片道2万円

インドネシアを行き先にしたのは、航空券が安かったからだ。

4月29日月曜日発とゴールデンウィークとしては条件がよくない日ではあったが、シンガポール航空系のLCC「スクート」で、成田からシンガポール経由でロンボク島まで片道総額2万277円だった。

この航空券を購入したのは2024年の年始。同じ区間の航空券が出発直前には8万円以上で売られており、安い航空券を入手するうえでは「早めに購入」という鉄則は相変わらず有効なようだ。

インドネシアの地図
今回の旅で訪れたインドネシアのバリ島、ロンボク島、スンバワ島の位置(画像:東洋経済作成)

成田発シンガポール行きのスクートは満席に近かった。かつてはGWであれば外資系航空会社といえども日本人が目立って多かったが、今回のフライトでは4分の1程度にすぎなかった。

なお、シンガポールからロンボク島へのフライトでは、西洋人ばかりで、日本人らしき乗客はほかに1人も見かけなかった。

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