物価高でも割安、北欧「弾丸フェリー旅」楽しみ方 オスロとコペンハーゲンを結ぶ0泊3日の旅

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乗船したDFDSシーウェイズの「パール・シーウェイズ」4万0012トン(写真:谷川一巳)

現地の物価高と円安で海外旅行がしにくい昨今である。ましてそもそも物価の高い北欧は、日本人の客足はかなり遠のいている。しかし、実際に高いものとそうでもないものがあり、日本に比べて一律に何もかもが割高ではない。イメージ的には高そうな北欧の豪華国際フェリーに、リーズナブルな値段で乗ることができる。北欧鉄道旅にプラスするにはぴったりのフェリー旅を紹介しよう。

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北欧にもあった弾丸プラン

カリブ海、地中海、北欧地域が世界3大クルーズ海域といわれる。しかし、この3地域のなかで、北欧だけは他の2地域と異なることがある。それは、北欧では都市間のフェリーも発達していることである。地中海にも定期フェリーはあるが、大都市と島を結ぶものであるし、カリブ海に至っては、大型フェリーの定期運航は皆無である。

クルーズ船と定期フェリーでは旅のスタイルがまったく異なり、クルーズ船は高額、短期間では無理、ひとり旅にも不向きであるが、定期フェリーなら、それなりの価格、1泊2日程度の移動、ひとり旅にも最適である。

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