円安でもまだまだ「安い」インドネシアを旅して 食事やフェリーの値段が数百円、安い航空券も

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ルカ・ファンティンシェフの右腕であるアレッサンドロ・マッツァーリシェフが陣頭指揮をとるこの店にはベジタリアンメニューも用意されており、コースで約1万8700円から。いままで各地のリゾートで食事をしてきたが、そのなかでも最高といってよいクオリティだった。

ブルガリ リゾート バリのメインダイニング、イル・リストランテ ルカ・ファンティンのベジタリアンメニュー
ブルガリ リゾート バリのメインダイニング、イル・リストランテ ルカ・ファンティンのベジタリアンメニューは18700円から。リゾートダイニングとしては世界トップレベルと感じた。世界的なダイニングシーンとの比較においては割安に感じる(写真:筆者撮影)

コースの内容が異なるので単純に比較はできないが、ブルガリ銀座タワーに入っている同店舗はコースで総額3万4800円ほど。その半額ほどで楽しむことができる。

ブルガリ リゾート バリの朝食
ブルガリ リゾート バリの朝食は、料金が1人1万円以上と"超高額"。だが、1泊1室20万円以上という宿泊費と対比すれば、相応の値段と言えるのかもしれない(写真:筆者撮影)

なお、ブルガリ リゾート バリの宿泊は1泊約22万円~。とはいえ、300㎡のプライベートプールつきのヴィラなので、現在の国際的な水準と照らし合わせれば、むしろ「安い」という見方もできる。

円安のいまだからこそ「おすすめの」旅先

今回の旅で、円安といえども、インドネシアを旅行すれば、日本よりもはるかに安く旅行することが確認できた。また、高い金額のものも、国際的な水準で比較するとまだ割安な水準でとどまっている。

インドネシア以外でも、マレーシア、ベトナム、フィリピンなどは依然として格安で旅行ができる。こうした国を旅することで、「円安」「物価高」地獄から少し離れてみるという選択肢はいかがだろうか。

【画像】インドネシアの3つの島を巡った旅の記録を写真で振り返る(13枚)
橋賀 秀紀 トラベルジャーナリスト

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はしが・ひでき / Hideki Hashiga

東京都出身の50代。早稲田大学卒業。「3日休めれば海外」というルールを定め、ほぼ月1回の頻度で海外旅行に出かける。訪問国は130カ国。共著に『エアライン戦争』(宝島社)など。『週刊東洋経済』で「サラリーマン弾丸紀行」を連載した。Yahoo!ニュース エキスパート。記事の内容についてのお問い合わせ・取材の依頼などについてはこちらまで。

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