ここ数年、ネットやテレビを通じて、日本の「島」に関するニュースに接する機会が増えています。「島に富裕層が移住している」「島にオフィスを置く企業が増えている」「外国人が日本の島を購入している」など、こうした多面的な現象は、日本の島が持つポテンシャル(潜在能力)の高さを物語っています。
そんななか、いち早く島の「魅力」と「投資価値」に気づき、島の不動産に投資をしているのが、投資家で事業家の永野彰一氏です。島の魅力とはいったい? 氏の新刊『一生お金に困らない島投資の始め方』をもとに3回にわたって解説します。
日本には1万4125の島がある!
日本が島国であることは知っていても、どのくらいの島があるのか、その数を正確に知っている人は少ないと思います。
日本の島は、1987年に海上保安庁が公表した「6852島」というのが一般的でしたが、国土地理院が最新のデータ技術を駆使して数え直したところ、これまでの2倍以上となる「1万4125島」(2023年2月現在)であることが明らかになっています。
この数は、人工の島を除く、外周100メートル以上の島を指しています。島の計数方法に世界共通の基準はなく、国際的にはオーストラリア大陸より小さい陸地を「島」と呼ぶことが一般的だといいます。
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