投資家が「島に投資」してみてわかった興味深い話 1000件以上の不動産に電話してみてわかった事

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こうした意見の一方で、島暮らしのデメリット(弱点)も見えてきました。実際に島で生活してみると、次のような問題点に直面することが多いといいます。

① 天災などで孤立する可能性がある
② スーパーやコンビニ、医療機関が少ない
③ 輸送費がかかるため物価が高い
④ マイカーがないと移動手段に困る
⑤ ネット通販の送料が高い

島投資の対象にはならない島もある

この調査によって明らかになったのは、島に自分の「居場所」を求める人の多くは、日常から隔絶された物理的な距離感のある国内の島で、支障がない程度に社会的インフラが整っていて、普通に毎日の生活ができる……というポイントが最低ラインということです。

これらの条件を踏まえると、日本にある1万4125の島の中で、1万3704を占める「無人島」は島投資の対象にはならない…ということになります。

永野 彰一 投資家・事業家

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ながの しょういち / Shoichi Nagano

1990年生まれ、東京都出身。早稲田大学法学部卒業。14歳の時に取得した「乙種第4類危険物取扱者」を手始めに、100を超える資格を高校在学中の2年間に取得。最年少取得記録を多数保有している。プロの雀士でもある。現在は不動産投資家として活動し、全国に数百の山や戸建て、アパートなどを所有。「山王」と呼ばれている。テレビ東京『日経スペシャル ガイアの夜明け』などメディアにも多数出演。著書に『一生お金に困らない山投資の始め方』など。

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