「壮絶なアトピー体験」を"お笑い"に昇華――かき傷で全身血だらけ、食べられる食材はたった3つ。34歳全身タイツ芸人がそれでも持ち続けた"夢"

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アレルギーと闘ったお笑い芸人の30年(写真:今井康一)
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アレルギーの影響で白米、鶏肉、グミしか食べられなかった人がいる。お笑い芸人のちびシャトルさん(34)だ。アレルギーの度合いは、成人男性の平均の約100倍というアレルギー数値と診断されるほど深刻だった。

物心つく前から始まったアレルギー症状

ツヤツヤな黒髪のマッシュルームヘアに、顔の半分を占めるほど大きな虹色に光るゴーグルを装着。全身赤色のタイツに身を包んだ男性お笑い芸人は、舞台の上でひときわ目を引く。その装いゆえに表情は読み取りにくい。

「ライブに立つと緊張や興奮、劇場の熱気で肌がかゆくなってきて、そのうち真っ赤に腫れ上がってしまうんです。その状況をお客様に見せると心配をかけてしまう。だから極力肌を見せないようにするために、この格好をしています」とちびシャトルさん。

ちびシャトルさんは30年以上もの間、アトピー性皮膚炎をはじめとするさまざまなアレルギーに悩まされてきた。

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