「DDTの空中散布が当たり前」だった時代のリアル 「学習まんが 世界の伝記NEXT レイチェル・カーソン」
3月17日は「みんなで考えるSDGsの日」。
【いま改めて読みたい一冊】大人の学びなおしに最適の「伝記まんが×SDGs」5選!
レイチェル・カーソンは、アメリカの海洋生物学者で世界的ベストセラー『沈黙の春』の著者です。
1907年、アメリカで生まれたレイチェルは、自然豊かな環境で育ち、読書が大好きで作家になることを夢見る少女でした。大学で文学と生物学を学んだのち、海の生きものや生態系について紹介する本を出版し、「海の伝記作家」と呼ばれ大きな成功をおさめます。
その成功のさなか、害虫駆除のための殺虫剤DDTの空中散布が生態系にダメージを与えた事件を知ったレイチェルは、化学物質の危険性を題材に新たな本を執筆します。こうして62年に出版された『沈黙の春』は、殺虫剤の化学物質による自然環境への悪影響を訴え、人類が選ぶべき未来について警告を発しました。
たちまちベストセラーとなったこの本はアメリカじゅうを巻き込んだ議論を呼び、殺虫剤など農薬の大量使用が制限されるようになりました。レイチェルが命がけで書き上げた『沈黙の春』は、世界各国で読まれ、人々が環境問題を考えるきっかけとなったのです。
「学習まんが 世界の伝記NEXT レイチェル・カーソン」(集英社)よりお届けします。
※監修:多田満(国立環境研究所研究員)
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