ここ数年、ネットやテレビを通じて、日本の「島」に関するニュースに接する機会が増えています。「島に富裕層が移住している」「島にオフィスを置く企業が増えている」「外国人が日本の島を購入している」など、こうした多面的な現象は、日本の島が持つポテンシャル(潜在能力)の高さを物語っています。
そんななか、いち早く島の「魅力」と「投資価値」に気づき、島の不動産に投資をしているのが、投資家で事業家の永野彰一氏です。島の魅力とはいったい? 氏の新刊『一生お金に困らない島投資の始め方』をもとに3回にわたって解説します。
島投資で利益を得ていた過去の実体験
これまでの調査結果を総合的に検討することで、島投資の方向性や、大まかな枠組み(フレームワーク)が徐々にハッキリとしてきましたが、本格的に島探しを始める段階にきて、実はこれまでに島の家を買ったことがある……ということを思い出しました。
自分では、島の物件を狙ったつもりはなく、すでに手放しているため、遠い記憶になっていましたが、第1弾の著書『一生お金に困らない山投資の始め方』の中に2つの島物件が書いてあることに気づいて、「あれれ、僕は島投資をしたことがあったのか!?」と、自分でビックリしました。
読み返してみると、僕の投資経験の中でも非常にインパクトのある物件ですが、これまで日本全国を飛び回って数百軒の家を手に入れていますから、完全に記憶の底に沈んでいたのです。
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