夏しか渡れない「北陸のハワイ」凄い日本観光3選 「白い怪物」や「うさぎの島」も外国人に人気

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水島 福井県
水島(写真:PhotoAC)
多くの外国人観光客が訪れる、日本の観光スポット。北海道や沖縄、京都など有名な観光地のみならず、「なぜそこに行くのだろう?」と日本人が驚くような場所にも、外国人観光客は足を運んでいます。『外国人しか知らない日本の観光名所』を上梓した東大カルペ・ディエムの西岡壱誠さんが、オススメの観光スポット3つを紹介します。

日本とドイツにしか現れない「白い怪物」、「北陸のハワイ」と称される無人島、地図から消された「うさぎの島」――。これらは外国人観光客の間で話題になっている、日本の観光スポットです。日本のどのあたりに存在するか、想像つくでしょうか。

2023年に日本を訪れた外国人観光客の数は、2500万人を超えました。旅行消費額は計5兆2923億円で過去最高を記録し、日本観光に再び活気が戻ってきました。

外国人観光客が増える中で、冒頭でも触れた場所のように「実は外国人に人気がある」場所も増えています。今回は、そんな「外国人に人気のある」日本の観光名所を3つ、紹介したいと思います。

日本とドイツにしか現れない「白い怪物」

1つ目は、宮城県・蔵王町の「白い怪物」です。宮城県と山形県の境目に位置する蔵王町。冬の蔵王には、無数の白い怪物が姿を現します。

この白い怪物、通称「スノーモンスター」は、自然が創り出した芸術品です。12月から3月の間に見ることができるスノーモンスターの正体は、氷点下5度以下になった水蒸気や水滴が針葉樹に吹き付けられて凍り付き、その隙間から雪が入り込んで固まったものです。

スノーモンスターの時期になると、アジアや欧米などさまざまな地域の人々が蔵王に足を運びます。

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